プロ野球の巨人などでプレーした慶大の江藤省三監督は、就任1季目で母校を優勝に導いた。
2回戦を勝って逆王手をかけていた早大は、3季ぶり42度目の頂点を逃した。
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早大は斎藤、慶大は竹内大が先発。1回戦で先発した両エースの再戦となった。
慶大は二回、一死二塁から竹内一の右翼線への適時打で1点を先制。さらに捕逸で1点を加えた。
早大の斎藤は三回の攻撃で代打を出され、退いた。
慶大は五回、山口の左翼席への2ランで2点を追加した。
早大はその裏、二死二、三塁から松永が中前へ2点適時打を放ち、2点差に迫った。
慶大は六回、代打・伊場の中前適時打と失策で2点を加え、リードを再び4点に広げた。
試合は慶大4点リードのまま八回に入った。
早大は八回、宇高の左越え2ランでビハインドを2点に縮めたが、及ばなかった。
早慶が直接対決で優勝を争うのは、2005年春以来10季ぶりだった。




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